ナトリウムを体外へ排出することを促進し、高血圧や、脳卒中を予防します。腎臓障害のある方は摂取を控えましょう。

カリウム

カリウムは1807年に発見されました。ラテン語・アラビア語の植物の灰を意味する言葉が由来となっています。成人の体内、主に骨、脳、肝臓に、約200g含まれており、高血圧などの原因となる、ナトリウムの排出を促進すると共に、筋肉の収縮をスムーズにする役割があるため、バランスのミネラルと呼ばれています。また、脳卒中の予防、骨密度の増加など、カリウムはナトリウムと共に、人体の生命活動の基本的な役割を担っています。
カリウムとナトリウムのバランスが悪くなると、筋肉や神経の機能が損なわれる恐れがあります。高血圧を予防したい、糖尿病、食塩摂取量が多い、などの方は積極的な摂取を心がけると良いでしょう。逆に、腎臓に障害がある方は摂取量を減らすことが望ましいです。
カリウムが不足すると、ナトリウムとのバランスが崩れ高血圧になったり、不整脈、心不全などの症状を引き起こす場合があります。カリウムは、食塩やアルコールを摂取することによって体外へ排出されてしまうため、過剰摂取の場合による悪影響はほとんどありませんが、腎臓機能に障害がある方は高カリウム血症を引き起こしてしまう場合があるので注意が必要です。
カリウムを多く含む食品は、果実類、野菜類、イモ類、豆類があります。煮込み料理などに食材を使用すると30%近くを失ってしまいます。