抗酸化作用があり、組織の老化や動脈硬化を予防します。ガンの抑制にも効果があるとされています。
セレン
セレンはセレニウムとも呼ばれ、1817年に発見されました。抗酸化作用があり、不飽和脂肪酸が酸化し、過酸化脂肪酸となるのを防ぎ、組織の老化や動脈硬化を予防するはたらきがあります。ビタミンEと一緒に摂取することにより、抗酸化作用がさらに向上します。
また、有害金属の毒性を弱め、免疫機能を強化するはたらきや、ガンを抑制する効果もあるとされています。ガンを予防したい、更年期障害の症状をやわらげたい、動脈硬化を予防したい、という方は積極的な摂取を心がけると良いでしょう。
セレンが不足すると、過酸化脂質が増え老化が早まります。心筋症、動脈硬化、不整脈やガン発症の危険性も高まります。逆に過剰摂取をした場合は、吐き気、下痢などの消化器系の機能が低下し、脱毛、爪の変形などの中毒症状が起こる場合もあるので注意が必要になりますが、一般的な食生活を送る上で特に心配する必要はありません。
セレンが含まれている食品には魚介類、穀物類、肉類、乳製品などがあります。日本人の食卓に馴染みの深い食物ばかりなので、不足することなく自然に摂取することができます。しかし、近年になり、食生活の欧米化や極度のダイエットなどにより、セレンが不足する傾向も出始めてきたので、バランスとれた食事を摂ることを心がけることが大切になります。
